Apple社が発売するMacには、以下の機種があります。
・iMac
・MacBook
・MacBook Air
・MacBook Pro
・Mac mini
・Xserve(macOS Server)
・Mac Pro
・Mac Studio
ビジネスはもちろん、プライベートでもMacは幅広いシーンで利用されています。
しかし突然のトラブルに見舞われるのもしばしばです。
・「?マーク」から先に進まず、正常に起動しなくなった
・ディスプレイに何も映らなくなった
・バッテリーが故障し、動かなくなった
・液体をこぼしてしまい、動作しなくなった
幅広く愛用されているからこそ、こうしたご相談が多数寄せられているのも事実です。
「思い出の写真が保存されているのに・・・」
「取引先に提出しなければならないムービーが編集途中のまま・・・」
「過去のデザインデータがなくなってしまう・・・」
突然のトラブルに、パニックになってしまうのも無理はありません。
しかし、誤った対処をしてしまうと、逆に状況が悪化したり、データ復旧(データ復元)ができなくなってしまったりするケースが実際にあります。
本記事では、Macの故障の事例や、データ復旧の実例・実績をご紹介します。
まずは落ち着いて、「やってみる行動」と「やってはいけない行動」を切り分けましょう。
目次
Macが作業中に突如フリーズし、やむを得ず強制的に再起動を行ったところ、通常であれば
「起動→デスクトップ画面」と推移するはずが、
「起動→画面が真っ黒なまま、「?マーク」が表示される」
となるケースです。
要因は様々ですが、主に以下の2パターンが考えられます。
・内蔵SSD(もしくは内蔵HDD)の故障
・OSのデータが損傷し、起動プログラムが正常に動かない
まず、モニターの故障が考えられます。
別でディスプレイのお持ちの方は、外部接続してみるといいでしょう。
ただし、あまりパソコンやITの知識がない方は無理に行わないほうが得策です。
同様に、焦ってなんとかしようと電源のON・OFFを繰り返し、過度な通電により状況を悪化させるリスクがあるため、知識がある方であっても、無理は厳禁です。
このケースでも、やはり内蔵メディア(HDD・SSD)の故障や、モニター以外(マザーボード)などの故障の可能性もあるため、一概に断定はできません。
TimeMachineなど、他のメディア(外付けHDDなど)にバックアップを取ったと思い、初期化を行ったところ、うまくバックアップが取れていなかったため、データがすべて消えてしまった・・・。
いわゆる、操作ミスなどのヒューマンエラーの場合です。
論理障害に分類され、「比較的、データ復旧(データ復元)しやすいのでは?」と考える方がいらっしゃいますが、事後対応を誤ると、データ復旧専門業者でもデータ復旧ができないケースが発生します。
Macにおいてデータ復旧が必要となるトラブルは、これまでの事例から、
・内蔵SSD、内蔵HDDの故障
・OSやファイルシステムのデータの異常、損傷
・マザーボードやバッテリー、マザーボードなど本体部品の故障
などが主な要因です。
特にMacはソフト的にもハード的にもApple社の独自性が強く、対処を誤ると「障害状況が更に悪化」するリスクが格段に上がります。
最悪の場合、「データ復旧専門会社でも復旧ができなくなる(復旧不可)」可能性もあります。
そうでなかったともしも、データ復旧の復旧率が悪くなる、短期間でのデータ復旧ができなくなる、などのリスクが発生しかねません。
データ復旧の実例から、データ復旧(データ復元)の成功確率を少しでも向上させるため、「避けるべき対処」を以下にご紹介します。
ソフト的・ハード的に何らかのトラブルが発生している状況で使用を継続すると、障害が悪化する可能性があります。
精密機械のため、基本的に悪化することはあっても良くなることはあり得ません。
データの消去やデータ削除後も同様で、痕跡が残っていたのに、新しいデータが上書きされてしまい、データが完全に消えてしまったという事例もありました。
・電源のON、OFF
・新しいデータの保存
・インターネットの閲覧
・データ復旧ソフト(データ復元ソフト)のインストール
・OSやアプリの更新
以上の操作だけでも、完全にデータを消失してしまう可能性があります。
トラブル発生時こそ、機器の使用は極力やめて、電源をOFFにしてください。
確かに、システム的な(ソフト的な)異常の場合、状況が改善される可能性があります。
しかしそれは初期状態(工場出荷状態)に戻るため、データは完全に消えてしまうことを意味します。
あくまで「使えるようにする」ことが目的のため、「大切なデータを保全する」わけではありません。
想像してみましょう。様々な情報が書き込まれたノートを、消しゴムですべてまっさらにし、再びイチから使えるようにする・・・。
それが初期化(フォーマット)です。
物理的な故障の場合、それで改善することもあり得ません。それだけのリスクがあります。
Macは、Apple社が技術やノウハウの粋を結集して世に送り出している製品です。
反面、Apple社以外では修理が難しいことでも知られます。
専用の工具や、正しい知識などが多く求められます。
「内蔵SSDの故障か? バッテリーの故障か?」
「論理障害か? 物理障害か?」
「OSの、どのデータが異常をきたしている?」
個人レベルで問題を特定するのは至難の業です。
生兵法で分解をし、取り返しのつかない本体部品を傷つけてしまうリスクを考えると、控えるのが賢明でしょう。
復元方法のひとつとして、データ復旧ソフト(データ復元ソフト)が選択肢の候補となります。
「Macデータ復旧ソフト」
「Macデータ復元ソフト」
「Mac用 データ復旧ソフト」
「Macデータ復元」
「Mac用データ復元ソフト」
「Macデータ復元ソフトウェア」
「Macデータ復旧ソフトウェア」
「Mac版 データ復元ソフト」
インターネットで検索すると、様々なデータ復旧ソフト(データ復元ソフト)がヒットします。
無料のソフトウェア、試用版(トライアル)は無料、などまずはお試しのデータ復旧ソフトも数多く存在します。
しかし、過信は禁物です。
「消去したデータのデータ復旧のため、データ復元ソフトをインストールしてしまった(内部の情報が上書きされ、復元率が悪化)」
「お金を払ってデータ復旧ソフトを購入したが、大切なデータをデータ復旧できなかった」
「使い方がよく分からず、スキャンで負荷をかけたり、あれこれ操作していたりするうちにMacそのものが起動しなくなった」
これらは、実際にあったご相談のケースです。
データ復旧には、正しい知識と、ノウハウ、技術力が求められます。
「データ復旧」と「修理」はまったく違います。
データ復旧:保存されているデータを取り戻す
修理:Macを元通り正常に使えるようにする
場合によっては、データ復旧のために修理を諦めなければならないケースがあり、逆に修理を優先すると、データ復旧を断念せざるを得ないケースがあります。
内部構造やシステムの独自性が強く、修理も難しいMacを個人で対処しようとするのは非常に難しいです。
自力でできることは限られていると考えていいでしょう。
「まずはデータ復旧(データ復元)ができるのか確認しよう」
「自力でのデータ復旧には少しでも不安がある」
「そんな方は、無理をせず、まずはデータ復旧専門会社に相談してみましょう」
データ復旧業者は高い技術力ゆえのスピーディさも魅力です。豊富な経験をもつエンジニアに、一度相談してみましょう。
ここで、弊社特急データ復旧Win-Get!が、実際にご依頼いただいたMacBook Proの復旧の事例をご紹介します。
起動しなくなったMacBook Proのデータ復旧
・ご依頼者:兵庫県 法人様 出版業
・故障機器:MacBook Pro Apple製
・症状:正常起動不可、デスクトップが表示されない
・故障原因:ハードディスク障害(磁気ヘッド障害)による、重度物理障害
・使用用途:写真データの保存、編集など
兵庫県内(神戸市)の出版業の法人様からデータ復旧のご相談をいただいたケースです。
社内で主に撮影を担当しているスタッフが使用されていたMacBook Proです。
デジカメで撮影した写真や動画を、MacBook Proに取り込み、PhotoshopやIllustratorで加工や編集を行う・・・といった使用をされていました。
長年、使用されており、容量の残りも少なくなってきたのが気になってきたある日、MacBook Proが業務中、突然フリーズしました。
実は最近フリーズが頻発するようになっており、その都度、電源ボタンから強制終了→再起動を行うことが増えてきていました。
今回も強制再起動を行ったところ、なんとMacBook Proが完全に動かなくなってしまいました。
・時間を置いて再度電源をオン
・ACアダプタを変えてみる
・ターゲットディスクモードを使って他のMacからのアクセス
様々な自力復帰をトライしてみましたが、MacBook Proの画面は暗いまま。
タイミングが悪く、客先に提出しなければならない資料の期限が迫っており、このままだと期限に間に合わず、大問題になってしまう。
また、過去のデータもすべて保存されており、バックアップもしていない。
近隣にあるApple Storeに問い合わせ、実際に持ち込みもした。
回答は「物理的な故障が発生しており、修理が必要」とのこと。
しかも「修理をすると、初期化されてしまうのでデータがすべて消えてしまう」
と言われた。
それでは困ると相談を行ったところ、Apple Storeではデータ復旧を行っていないが、データ復旧専門業者に依頼すれば、データを取り戻す(データ復元)ができるかもしれないとアドバイスをもらった。
スピーディなデータ復旧を行ってくれるデータ復旧業者を探したところ、「特急データ復旧Win-Get!(ウィンゲット)」にたどり着き、依頼することにされました。
MacBook Proから内蔵HDDを取り外し、診断を行った結果、内蔵HDDに不良セクタと呼ばれる読み取り不良が発生していました。
いわゆる、物理障害が発生していました。
データ復元の専用機器で読み取り作業を実施し、最終的に99%以上のイメージを取得しました。
データ領域の解析作業を行った結果、内蔵HDDに保存されているデータを検出、データの抽出作業を実施しました。
最終の結果として、無事にデータ復旧に成功しました!
お客様からは、「Appleでできないと言われて、どうしようと思いました・・・」と、かなり切迫した状況でした。
お仕事も、納期に無事に間に合い、大きな影響がなかったそうです。
さらにお話を聞いたところ、以前、別のiMacでトラブルがあった際には、ディスクユーティリティのFirst Aidで修復できたことがあるそうです。
確かにFirst Aidはエラー修復の際に有用ですが、注意点が2点あります。
・物理的な故障には対応できない(ソフトウェア的な解決法のため)
・エラー修復により、重要なデータが消失してしまうリスクがある
幸か不幸か、今回はFirst idすら使用できないケースだったため、データ消失の危険はありませんでした。しかし、一歩間違えればデータ復旧専門業者の我々ですらデータ復旧ができなくなっていた可能性がありました。トラブルの際には、極力、必要最低限の通電にとどめ、弊社にご相談いただければと存じます。スピーディなデータ復旧のためには、お客様のご協力も大切な一因となりえます。
特急データ復旧Win-Get!(ウィンゲット)のデータ復旧サービスは、スピードに自信があります。
出張データ復旧によるオンサイト(現地)のデータ復旧も可能です。
「データが見えない!」「Macが起動しない」・・・お客様のトラブルをいち早くお助けするため、日々、技術力の向上に研鑽を積んでおります。
・iMac
・MacBook
・MacBook Air
・MacBook Pro
・Mac mini
・Xserve(macOS Server)
・Mac Pro
・Mac Studio
新旧を問わず、あらゆるMacのデータ復旧に自信があります。
お困りの際は、ぜひお問い合わせください。
お近くの【特急データ復旧 特設サイト】を
今すぐご確認ください!
データ復旧は主要都市・全国にて受付
当社の6都市にある店舗(札幌・東京・横浜・名古屋・大阪・福岡)、全国の受付センターにて対応が可能です。店頭では、データ復旧のご相談を伺い、専門スタッフがお客様のご要望に合わせたデータ復旧サービスをご提案いたします。
店舗への来店が難しい地域の方々には、上記店舗へ機器を郵送していただく【郵送受付】も行っております。なるべくお客様の近くで対応できるよう、各店舗を設けております。
一つでも多くの確かな証拠データを割り出すために、信頼の技術力を持った当社をお選びいただくことをおすすめいたします。
データ復旧の実績
累計60,000件
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