Logitec(ロジテック)は、パソコン周辺機器総合メーカーです。
ハードディスク(HDD)、ハードディスクケース、SSD、ブルーレイ/DVDドライブ、法人向けストレージ製品(RAID・NAS)、外付けHDDなどを取り扱っています。
Logitec、Buffalo、I-O DATAなどどこのメーカー製品でも、突然故障してしまいデータを失ってしまうことはあります。外付けHDDやRAID機器、USBメモリなど精密機器です。データの取り扱いなどには、十分に気を付けましょう。
今回のこの記事では、Logitec製品でトラブルが起きてしまい、データ復旧サービス(データ復元サービス)を利用した実際の例をご紹介します。
目次
Logitecには、多くの製品が販売されています。
ハードディスク製品では、外付けHDD・ポータブルHDD、HDDケース、暗号化セキュリティHDDなどの製品を取り扱っています。
SSD製品では、外付けSSD、内蔵SSD、SSD換装キット、SSDケースなどの販売をしています。
パソコン周辺機器の販売サービスをしているため、多くの製品の取り扱いをしています。
特急データ復旧 Win-Get!(ウィンゲット)では、下記の媒体や型番のデータ復旧実績があります。
«NAS、RAID製品»
・TERAGATE 【LHD-LAN2000QG、LHD-LAN1600QG、LHD-LAN1000QGなど】
・LSV-5Sシリーズ 【LSV-5S8000/4C、LSV-5S4000/4C、LSV-5S3000/4C、LSV-5S4000/4CP5など
・LSV-MSシリーズ 【LSV-MS2T/2VKW、LAS-MS6T/2VKW、LSV-MS8T/2NKWなど】
・LSV-6Rシリーズ 【LSV-6R4000/4B、LSV-6R3000/4B、LSV-6R2000/4Bなど】
・LHR-xBRHEU3RPシリーズ 【LHR-2BRH4EU3RP、LHR-4BRH80EU3RPなど】
・LHD-2(4)BRPU3Rシリーズ 【LHD-2BRP020U3R、LHD-4BRP040U3Rなど】
«外付けHDD製品»
・LHD-EGEU3FG、LHD-EGEU3FRP、LHD-ENBU3R、LHD-2BRHU3R、LHR-DS05EU3Rなど
«SSD製品»
・LMD-PSAU3BK、LMD-PBLU3BS、LMD-SPAU3、LMD-PBRUCBKなど
«USBメモリ製品»
・LMC-GU3、LMF-LGU3AB、LMF-LGU2GWHなど
弊社では、多くの障害媒体からの復旧実績があります。
上記以外にもデータ復旧(データ復元)をした実績がありますので、何か気になることやデータ復旧ができるかどうかなどわからないことは是非お問合せください。
NASやRAIDなどの媒体に関しては、ディスプレイ上や筐体本体の画面からエラーメッセージが表示されます。
ディスプレイで「ストレージマネージャー」を確認することでエラー内容が判明します。
また、筐体側では、「RAID Error!」や「RAID Error!! 1:〇 2:×」などの表記がされます。
このようなエラー状態の場合は、NAS、RAID機器にアクセスができない場合もあります。その場合は、障害媒体の電源を落とし通電を控えていただくことが良いです。
障害媒体から警告音が出ます。
これはNAS、RAID機器内のHDDに障害の発生が考えられます。HDDのPower LED表示ランプの色が橙色ランプに点灯しているケースがあります。
この場合は、HDDがシステム的故障もしくは物理的故障の可能性があります。
媒体からHDDの交換などは実施しないようにしましょう。最悪な場合、全データが消えてしまう場合もあります。
NAS、RAID機器内のHDDを交換し、リビルド(RAID再構築)を実施した際に発生します。
HDDが1台だけしか壊れていないと思っていたら、その他のHDDも壊れていた場合に発生する場合があります。また、自身の作業ミスにより失敗したケースもあります。
リビルド作業は、メーカーによって簡単な作業ではありますが、HDDの障害状況などもわからない状態で実施するのは危険です。
・カチ、カチ
・シャー、シャー
・ピー、ピー
・ギー、ギー
HDDから普段聞こえないような異音が発生するケースです。
この場合、高い確率でハードディスクの物理障害(物理的な故障)の疑いがあります。
なるべくそれ以上の通電を控えましょう。
HDDに正常に給電されていないケースと、物理障害が発生しているケースの2つが考えられます。
「HDDに正常に給電されていない」場合、
・別のパソコンに接続してみる
・USBケーブルを変えてみる
などの対処で認識される可能性があります。
論理障害(データ的な障害)と、物理障害の両方の可能性があります。
論理障害の場合、HDDのMFT(Master File Table、ファイルシステムのインデックス)などに異常が発生し、正常にデータを参照できなくなる事例があります。
物理障害の場合、ハードディスクに読み取り不良(不良セクタ)が発生し、特定の領域を読み込めないためにデータが参照できなくなった可能性が考えられます。
実際に発生する障害内容の例を記載しました。
すべての障害内容で一番重要な点があります。自身の判断で、修理や復旧、復元をしようと何かしら作業をするのはやめましょう。保存されているデータを一瞬で失う可能性があります。
まずは、メーカーへの問い合わせもしくはデータ復旧専門業者への問い合わせを行うようにしてください。
ここで、弊社特急データ復旧Win-Get!が、実際にご依頼いただいたNASの復旧の事例をご紹介します。
建設中の情報が記載しているデータを見ることができない
社内で共有利用しているLogitecのNASからのデータ復旧
福岡県 建設業様
メーカー:Logitec
障害媒体:NAS
型番:LSV-MS4T/2CW
Logitec社製NAS(LSV-MS4T/2CW)にアクセスができなくなりました。
報告書や今後の予定、CADデータなどの建設中データを保存しており、データがないと業務が停止し、他の業者様にも迷惑をかけてしまう状態でした。
早急なデータ復旧の対応が必要なため、Webサイト上で「データ復旧 出張」と検索を行い、「特急データ復旧 Win-Get!(ウィンゲット)」に無料出張診断を依頼しました。
Logitec社製NAS(LSV-MS4T/2CW)には、2TBのHDDが2台搭載されており、RAID1の構成を組まれていたとのことでした。HDD2台の調査を実施した結果、DISK1,2ともに物理障害が発生しており、一部不良セクタ(読み込みができない領域)の存在を確認しました。
2台のHDDともに、データ復旧専用機材を用いてクローンHDDを作成し、不良セクタ部分も正常に読み込みができるように設定を変更させながら物理障害のデータ復旧作業を実施しました。
DISK1,2のクローン作業を行った結果、DISK1のHDDの障害状況が重く、不良セクタ数が多く存在していました。DISK2に関しては、DISK1よりも物理障害が軽い状態だったため、不良セクタ数も少なくほぼ100%のクローンHDDの作成が完了しました。
その後、データ復旧ソフトにてRAID解析を実施し、RAID1にてデータの確認をすることができました。
復旧データの確認のため、データリストの作成を行い、お客様に確認をしていただきました。
現在建設中の情報が記載されているデータもすべて復旧することができ、ご満足いただける結果となりました。
弊社では、機器の販売・保守・サポートも行っています。今後のデータ管理なども踏まえ、バックアップやデータ管理なども併せてご依頼いただきました。
QNAP社製NASを採用した「GUARDIAN+R」サービスで、お客様が二度と同じことが起きないようにサポート対応を実施しています。
外付けHDDの復旧の事例をご紹介します。
パソコンに接続しても認識しない外付けHDDのデータ復旧
大阪府 製造業様
メーカー:Logitec
障害媒体:外付けHDD
型番:LHD-ENBU3QW
パソコンに接続していた外付けHDDが突然認識しなくなった。
社内に詳しい者がいたので、データが取り出せるかどうか見てもらいました。
外付けHDDのケースからHDDを取り出し、直接他のパソコンに接続してみたが、データを取り出すことができなかった。
早急にデータが必要というわけではなかったため、郵送でも対応していただける「特急データ復旧 Win-Get!(ウィンゲット)」に問い合わせし、「大阪オフィス」にて無料診断をお願いしました。
障害のHDDをデータ復旧専用機材に接続し、障害媒体の調査を実施しました。
今回の障害状況としては、データを保存する領域(セクタ)に異常があることが判明しました。
そのため、異常のあるHDDから正常なHDDにクローン作業(磁気転写作業)を行いました。
クローン作業から一部のセクタ情報が破損している状態ではありましたが、運良くデータが書き込まれていない領域ではありましたので、問題なくデータが取り出せる状態だと判断しました。
クローン作業完了後、データ復旧ソフトにて解析を実施し、外付けHDDに保存されていたデータの復旧が完了しました。
復旧データは、問題なく正常に開くことを確認し、お客様にもデータリストを見ていただき、ご満足いただける結果となりました。納品媒体のご用意もしていただき、データ確保の上、納品対応を行いました。
HDDの内部部品に異常がなくても、データを保存するセクタ領域に異常が起こる場合があります。
データを保存する領域に異常があるため、パソコンなどにUSB接続しても動作しません。
通常内蔵HDDや外付けHDDの寿命は3年〜5年と言われています。
事前にバックアップの準備をしておく必要があります。
データの運用には、「3-2-1ルール」が必要です。弊社で提供しているQNAP社製NASを採用した「GUARDIAN+R」とクラウドストレージTENMAは「3-2-1ルール」での運用に適していますので、是非ご確認ください。
外付けHDDの復旧の事例をご紹介します。
フォーマット要求エラーが表示されるUSBメモリのデータ復旧
広島県 個人様
メーカー:Logitec
障害媒体:USBメモリ
型番:LMC-GU3
昨日まで利用できていたUSBメモリが突然「フォーマットしてください」というエラーメッセージが表示されるようになりました。
何回かUSBメモリを抜き差ししてみたが、症状は変わらない状態です。
成績データや授業の資料などを保存しているため、どうにかデータ復旧をしたいと思い、Webサイトにて「データ復旧サービス」、「データ復旧」などと検索しました。
住んでいる近くにデータ復旧サービスの受付センターがありましたので、申込用紙の記載を行い、障害媒体を預けるところまでの対応を行いました。その後、郵送にて「福岡オフィス」に発送し、データ復旧サービスを実施していただきました。
USBメモリの状態を確認しました。
データ復旧専用機材にてUSBメモリの状態を確認した結果、セクタ情報には異常がなく、正常であることが判明しました。
しかし、システム的な異常があるため、「フォーマット要求」というエラー表示がされるのだと判断しました。
データ復旧ソフトにて障害USBメモリから直接データ復旧作業を実施しました。
セクタ情報も壊されていない状態だったため、きれいにデータ復旧が完了できました。
お客様にもデータリストの確認をしていただき、フォルダの構成やファイル名などの確認をしていただきました。また、最重要なデータが開くかどうかも確認し、お客様にご安心いただけるように対応いたしました。
USBメモリはコンパクトで持ち運びもでき、簡単にデータを保存したり、利用したりできる物です。
しかし、USBメモリも精密機器です。通電を繰り返すことで、壊れやすくなります。便利なUSBメモリですが、しっかりとバックアップを行うように徹底しましょう。
特急データ復旧Win-Get!(ウィンゲット)のデータ復旧サービスには、以下の特色があります。
・全国47都道府県に窓口
・24時間お問い合わせ対応
・緊急の場合、現地に伺う出張データ復旧
見えていたはずのデータが、何の前触れもなく見えなくなった・・・そんなお客様の不安を1秒でも早く解決するため、スピーディな受付体制を構築しています。
また、弊社のデータ復旧に成功したLogitec以外のメーカー実績です。
・バッファロー(BUFFALO)
・アイ・オー・データ(IO DATA)
・エレコム(ELECOM)
・ADATA
・ウェスタンデジタル(WESTERN DIGITAL)
・SEAGATE
・Silicon Power
・LaCie
・トランセンド(Transcend)
・東芝
・日立
・FREECOM
高い技術力で、あらゆるメーカーからスピーディにデータ復旧いたします。
お困りの際は、ぜひご相談ください。
お近くの【特急データ復旧 特設サイト】を
今すぐご確認ください!
データ復旧は主要都市・全国にて受付
当社の6都市にある店舗(札幌・東京・横浜・名古屋・大阪・福岡)、全国の受付センターにて対応が可能です。店頭では、データ復旧のご相談を伺い、専門スタッフがお客様のご要望に合わせたデータ復旧サービスをご提案いたします。
店舗への来店が難しい地域の方々には、上記店舗へ機器を郵送していただく【郵送受付】も行っております。なるべくお客様の近くで対応できるよう、各店舗を設けております。
一つでも多くの確かな証拠データを割り出すために、信頼の技術力を持った当社をお選びいただくことをおすすめいたします。
データ復旧の実績
累計60,000件
データ復旧専門10年以上の経験で培った高度な技術と、信頼のサービスでお選びいただいております。出張サービスを業界内でもいち早くスタートさせ、お客様のニーズに合わせたサービスでご満足いただいております。