LANDISK(ランディスク)は、アイ・オー・データ機器のNAS製品のブランドです。
NASとは、ネットワーク(LAN)上に接続することができるハードディスクのことで「NAS(Network Attached Storage)=ナス」という略称で呼ばれます。
ここでは、LANDISKでよくある障害の事例や、障害が発生したときの復旧方法を説明します。
目次
このような障害の場合、内蔵HDD(ハードディスク)の突発的な障害やRAID構成の異常の可能性があります。
LANDISK本体のエラーが表示される場合、内蔵HDDかファームウエア破損、RAID崩壊などの原因が考えられます。
LANDISKのHDD(ハードディスク)にエラーが表示されている場合、HDDの故障、RAID構成の異常が考えられます。ここについては、以下で詳細をご紹介します。
LANDISKは、エラー表示されるランプは主に電源状態を示す「STATUSランプ」とHDD状態を示す「HDDエラーランプ」があります。
«緑点灯» USB接続モードで接続
«緑点滅» USB接続モードで本製品にアクセス
«青点灯» LAN接続モードで使用可能な状態
«青点滅» LAN接続モードでシステムが起動中、またはLAN接続モードでシステム設定処理を行っている状態
«赤点灯» LAN接続モード時に起動停止、RAID崩壊時にディスクが接続されているスロット
«赤点滅» LAN接続モード時にエラーが発生
«消灯» 本製品の電源が入っていない
«赤点灯» 番号に対応する内蔵HDDが接続されていません。
«赤点滅» 番号に対応する内蔵HDDに問題が発生しています。
«消灯» 番号に対応する内蔵HDDが正常動作であることを示します。
ランプ以外にもブザー音でエラー状況を確認することができます。
”ピー”と3回鳴っている → ディスクの容量不足や故障
”ピッ、ピッ”と鳴り続いている → ディスクの故障などによりRAID構成に異常が発生
”ピーポー”と鳴り続いている → 同じくディスクの故障などによるRAID崩壊
HDDエラーランプが赤点滅するLANDISKの障害は、内蔵HDDの異常によるものが多いです。これまでのデータ復旧事例から突発的に障害が発生することが8割以上といえます。
内蔵HDDの異常の発生原因は、主に経年劣化であったりしますが、その中でも熱によるダメージが一番大きいと思われます。例えば、長年の使用で内部にホコリがたまり思うように廃熱ができないため状況では、HDDにダメージが蓄積して、ある時にいきなり障害が発生してしまうような感じです。
複数台搭載されているモデルは、内蔵ハードディスクの製造期間が同時期であるため、一度HDDに障害が発生すると他のHDDも間を置かずに障害が発生する可能性があります。
これまで多くデータ復旧の障害を見てきた観点から、データ復旧できる可能性を下げないようにするための「避けるべき対処」には以下のようなことが考えられます。
内蔵HDDに障害が発生すると、通電や動作でその障害が進行してしまうことがあります。障害が進行するとデータ復旧をできる難易度があがります。
特に“カチカチ”とか“ピーというブザーのような”異音がする状態ですと、HDDの磁気ヘッドと呼ばれるデータを読み書きする部品に障害が発生している物理障害の可能性が高いです。このよう場合、電源の入れ直しを繰り返すことでその接触状態が悪化し、記録面に傷がついてしまうことがあり、傷がひどいとどのデータ復旧専門業者でも復旧できないことがほとんどです。
また、HDDの障害発生時に磁気ヘッドの異常で記録面に傷がついてしまうこともあります。
RAIDが組まれているHDDの障害がある場合、故障した1台を新しい物に交換すると、リビルド(再構築)が必要となってきます。
しかし、障害が発生しているときのリビルドは、先にも説明したように内蔵HDDの製造期間が同時期のものが搭載されていますので、一度HDDに発生すると他のHDDも障害が発生して状態を悪化させる危険性があるため厳禁です。
最悪、すべてのドライブが破損し、復旧不可能に陥るリスクがあります。
LANDISKに障害が発生した時に、その対処としてファームウェアアップデートが紹介されています。 しかしSTATUSランプが赤点灯、赤点滅をして明らかにHDDの異常を分かっているような状況でファームウェアアップデートを行うことは、ファームウェアアップデートがうまくいかないばかりか、かえってHDD障害を進行させることになりかねません。
安易にデータ復元ソフトを使用してしまうと、物理的にHDDに高負荷がかかり状態を悪化させる危険性があります。 LANDISK内に保存しているデータを安全に取り出すためには、データ復元ソフトの使用は避けるのが賢明です。
複数のHDDを1つのドライブのように構成するRAIDは複雑で、HDD単体ではデータを見ることはできません。故障したLANDISKを単体でパソコンに接続すると、HDD内のファイルシステムの破損を招く可能性があります。
過去には、順番を間違えたり違う場所にディスクを入れてしまったりすると、RAID情報と実際の構成が異なる状況になり、その状況で起動するとシステム情報が破損や書き換わりが起きてデータ復旧の難易度を上げてしまう事例もありました。
また、1台構成もLANDISKであったとしても内蔵HDDを取り出してパソコンにつないでもWindowsでは認識できない形式のため専門業者のような知識のあるところにデータ復旧を依頼するのが賢明です。
メーカーに修理を依頼すると、内蔵HDDは交換して修理ができても、中のデータについては消えても保証できませんと言われます。
そのため中にある大切なデータについては、専門業者に依頼をすることをおすすめいたします。メーカーのサポートでもそのように言われることが多いです。
⇒【アクセス出来なくなったLANDISKよりデータ復旧成功!】
⇒【アクセス出来なくなったLANDISKから重要データのデータ復旧】
⇒【RAID崩壊でアクセスできないLANDISKからデータ復旧に成功】
⇒【休み明けに起動しなくなったLANDISKからデータ復旧に成功!】
LANDISKに障害が発生した場合、どういったデータ復旧業者に依頼するのが良いのか。 信頼できる業者選びのポイントは6つです。
ポイント① 店舗があるデータ復旧業者か?
ポイント② 成功報酬制のデータ復旧サービスか?
ポイント③ セキュリティ管理が徹底されているか?
ポイント④ 対象機器の復旧実績はあるか?
ポイント⑤ 納期指定ができるか?
ポイント⑥ スタッフの対応は親切丁寧か?
特急データ復旧ウィンゲットは6つのポイントをクリアしております。
初めてデータ復旧を依頼するお客様にもご安心いただけます。
LANDISKの障害や避けるべき対処について紹介をさせていただきました。
特にLANDISKのランプが赤点滅になって困った時には、内蔵HDDに障害が進行しないように、いったんLANDISKの電源を切りましょう。障害が生じている時に通電を続けることや電源の入り切り、再起動の繰り返し、操作を続けることは大変危険です。状態が悪化してしまいデータ復旧の難易度を上げてしまい、最悪データ復旧ができなくなってしまうことにも繋がりかねません。
データを取り出したい、復旧したいと考えた時には、自分たちで何とかしようとせずプロのデータ復旧業者に連絡することを優先しましょう。
特急データ復旧ウィンゲットでは、LANDISKに関して多くの復旧実績がございます。大切なデータを復旧できるように尽力してまいります。
LANDISKの型番の先頭になるものの一覧です。
HDL2-AA
HDL2-AAWHDL2-AAX
HDL2-AAXW
HDL2-G
HDL4-G/2D
HDL4-G/M
HDL4-G
HDL-AA
HDL-AAW
HDL-AAX
HDL-AAXW
HDL-GS
HDL-GTR2U
HDL-GTR
HDL-GT
HDL-GXR
HDL-H
HDL-X
HDL-XA
HDL-Z
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