豪雨被害で事務所が浸水!設置していた機器が泥まみれになってしまった!
近年、日本各地で自然災害が多発しており、豪雨や地震で機器が故障したというお問い合わせが多くなっております。
そこで、今回は浸水してしまった機器の復旧についての一例をご紹介いたします。
豪雨被害で事務所が浸水してしまい、事務所に設置していたLANDISK(IO DATA社製HDL2-H4)が完全に水没してしまったというご相談をお受けしました。
機器をお預かりし状態を確認したところ、LANDISK(IO DATA社製HDL2-H4)全体が泥まみれになっている状態でした。
雨水や水道水、海水などで水没した場合、そのまま乾いてしまうと不純物が付着しハードディスクが錆びてしまい、データ復旧が困難になってしまいます。
そのため、専用の洗浄液を使い適切な洗浄方法で繰り返し不純物を取り除く必要があります。
適切な洗浄を行った上で診断を開始いたします。
お預かりしたLANDISK(IO DATA社製HDL2-H4)も同様にハードディスク1台1台、時間をかけて適切な洗浄を行った上で、弊社の専用装置で診断を行いました。
その結果、無事にハードディスク4台とも正常に読み込む事ができ、データ領域の解析作業の結果、ほぼすべてのデータを復旧する事ができました。
復旧担当スタッフの声
今回ご紹介した水没したLANDISK(IO DATA社製HDL2-H4)のデータ復旧が成功に至った要因の一つは、機器の引き上げ後に適切な処置をされていた点が大きかったです。
上記でも記載している通り、水没した機器がそのまま乾いてしまうと不純物が残ってしまい、データ復旧が困難になってしまう可能性があります。
そのため、水没した機器は固く絞った濡れたタオルや布でくるんでいただき、ビニール袋などで、密閉して乾燥しない様にしてください。
その処置だけで復旧の確率は大きく変わってきます。
下記にご紹介しておりますので、ご覧ください。
https://www.60min-data.com/saigai/
リプラス(特急データ復旧Win-Get!)では、災害被害に遭った機器のデータ復旧もお受けいたします。
また、災害対策としてバックアップのご相談や、新しいNAS、ファイルサーバーの導入のご相談も承っております。
ぜひ一度、ご相談ください!
事例概要
【機器概要】
・法人様
・機器概要:IO DATA社製NASファイルサーバー【HDL2-H4】
・構成:HDD 4台
・症状:水没
・使用用途:部署のファイルサーバーとして運用