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DELL製 SASサーバが起動しない!  長年使用したPowerEdge2950 復旧実績

投稿日:2024年9月30日 更新日:

SASサーバ
企業で使用されているサーバ(サーバー)の多くは、企業情報の管理や、データ共有などの重要な役割を担っています。
基本、サーバは24時間365日稼働しているため、書き込み容量の増大や、経年による劣化で不具合が生じやすくなります。
また、ある日突然アクセスできなくなると、業務に大きな支障をきたしてしまうこともあります。
今回はそんなサーバでトラブルが起きてしまった熊本県の企業様の復旧事例とデータを失わないルールをご案内します。

普段使用しているサーバが起動しない


【ご相談のあったお客様】
熊本県熊本市・法人様 医療関係
機器メーカー:DELL
機器名称:SASサーバ
型番:PowerEdge2950 300GB×6台構成 RAID5

【ご相談内容】
7~8年使用しているDELL製のPowerEdge2950のサーバ。 顧客管理業務をしているソフトが入ったサーバが起動できなくなった。 メーカーや保守業者に問合せをしたところ、古い機械なので対応が難しいと言われた。 管理ソフトの業者に確認したところ、中のデータさえ取り出しできれば、何とかできるとのこと。 早急にデータを取り出す必要があるため、出張での対応をご希望。

障害状況・復旧結果


熊本県の現地で6台のHDDの診断をしました。
結果、2台のHDDに不良セクタが発生していることが判明しました。
HDDのインターフェイスがSASだったため、すべてのHDDのイメージを取得しました。
その後、専用ツールで再度RAID構築を実施したところ、データの取り出しに成功しました。
取り出したデータを確認した結果、95%以上の復旧に成功したことがわかりました。 また、管理ソフトの業者と連携し、取り出したデータを管理ソフトの入った別の機械と連動させることで、元の環境に戻すことにも成功しました。

お客様からの声


「その場で診断から復旧までしていただき、とても助かりました。

DELL製のサーバ自体が古く、修理が難しいと保守業者やメーカーに言われていたため、無事にデータが出てきたときはとても安心しました。
また、管理ソフトの業者とお話もしていただき、元の状態に戻していただき、とても満足しています。
RAIDを組んでいたので、特にバックアップも取っていませんでした。しかし、担当の方からRAIDのことをお話いただき、バックアップもしなければならないことが分かりました。 今後はバックアップもしっかり取っていくようにします。」とお言葉をいただきました。
今回のように、RAIDを組んでいるからといって安心してしまう方は少なくありません。 RAIDとはなにか、改めてご説明いたします。

RAIDとは?


RAIDとは、複数台のHDDを組み合わせることで仮想的な1台のHDDとして運用し、冗長性を向上させる技術です。
主に信頼性・可用性の向上を目的として用いられるものです。 バックアップと混同される場合もありますが、RAIDは運用に対しての冗長性を確保するものであって、バックアップとは異なります。

RAIDについて詳しくは以下をご参照ください。
https://www.guardian-r.com/blog/osusume/20190206/738/#RAID

データを失わないための「3-2-1ルール」

突然の機器の故障で慌てないためにも、日頃からのバックアップが重要です。 データを守るバックアップ「3-2-1ルール」とは、大切なデータを消失のリスクから守るために知っておきたい鉄則です。

①データはコピーして3つ持つ
オリジナルの元データとは別に、バックアップを2つとります。 バックアップがひとつの場合、元データとともにバックアップが消失してしまうリスクがあるため、3重にしておくのが安心です。

②2種類以上の媒体にデータを保存する
常用する媒体とは別に、バックアップとして別種類の媒体を使いましょう。 例えば、同時期に購入した同じメーカー・型番の外付けハードディスクをバックアップに利用していた場合、経年劣化等により、同時にクラッシュしてしまう・・・という悲劇も免れません。 NASと外付けハードディスクなどのように、異なる2種類以上の媒体で保存し、消失に備えましょう。

③バックアップの1つは遠隔地で保存する
さらには保存媒体を置く場所も、1つは遠隔地にしておくことが望ましいです。 一か所にバックアップをまとめていると、地震や火事などの災害発生時に備えることができません。 事務所と自宅、会社の別支店といったように、場所を離しておきましょう。 また1つはクラウド(オンラインストレージ)上にデータを置くのもおすすめです。

復旧スタッフからのコメント


今回は、重要かつお急ぎということもあり、熊本県での出張データ復旧をおこなうこととなりました。 お話を聞くと、「RAID」が組んであるから大丈夫だと思い、特にバックアップはしていなかったということでした。
この考えをしてしまう方は本当に少なくありません。
RAID自体にバックアップ要素はありません。
大切なデータを失わないようにするには、日頃のバックアップがとても重要です。
弊社ではお勧めのサービスとして
QNAP社製高耐久NASを採用した保守サービス付きの「GUARDIAN+R」
オンラインストレージ「Winget cloudTENMA」
があります。
データ復旧でお困りの方はもちろんのこと、バックアップに不安がある や 環境に適したバックアップ方法を知りたい 等々、データに関することなら何でもご相談に応じます! 何かお困りの際はお気軽にご相談ください。

 

 

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