本日はバッファロー社製のHD-QL8TU3/R5(DriveStation)からのデータ復旧実績をご紹介します。
大阪市北区の不動産業の法人様からのご依頼です。
緊急性を要するご依頼でしたが、お客様のオフィス内での作業が不可ため、出張ピックアップにて障害機器をお預かり、弊社オフィスにてデータ復旧を実施しました。
ヒアリング状況
業務で使用しているDriveStation(バッファロー社製HD-QL8TU3/R5)にアクセスできなくなった。
ある日いきなりデータのコピー速度が遅くなった。
容量が一杯になったためと考え、データの削除を試みたが、やはり遅い。途中で断念した。
電源をON・OFFしてみたり、冷却のため少し電源を落としたりしてみたが、状況は改善されなかった。
やがて、データは見えているが、データの移動やコピーもできなくなった。
街の不動産屋を営んでおり、物件の写真などを大量に保存していた。
過去10年分の物件写真が保存されており、進行中の物件や案件のデータが多数保存されている。
売上的な損失は勿論、信用問題になりかねない。
特急データ復旧をお願いしたい。
機器をお預かりし、データ復旧診断開始
バッファロー社製のHD-QL8TU3/R5(DriveStation)のハードディスク4台の診断結果、No.1~No.4のハードディスクの内、No.4ハードディスクに物理障害を確認いたしました。
No.1~No.3ハードディスクはイメージの取得作業を実施、約99%以上の領域を抽出しました。
No.4ハードディスクについては物理障害向けの措置を行った上でイメージ取得作業を実施、約95%以上の領域を抽出しました。
取得したNo.1~No.4ハードディスクのイメージ情報から、次にRAID情報およびデータ領域の解析作業を実施しました。
RAID5にて構築されていることを確認、内部データの閲覧および、抽出可能なことを確認しました。
スタッフ所感
ご担当者様が入社前より使用されていたそうで、実は詳しいスペックや、どういった機械なのかもご不明とのことでした。
バックアップもされておらず、大型の機械なのでデータ復旧が難しいかも・・・とご不安の様子でしたが、無事データ復旧することができました。
「ハードディスクが何台搭載されているかわからない」・「RAIDが構築されているそうだが、詳細不明」な状態であっても大丈夫です。
わたしたちWin-Get!なら高い技術力で解析、データ復旧が可能です!
また、昨今の新型コロナウィルスの影響で、お客様先での対応が不可でした。弊社は出張データ復旧が可能ですが、、オフィスの部外者の立ち入りが不可の場合、機器をピックアップ、お預かりし、弊社事務所内で作業も可能です。
お困りの際に少しでもお力になれるようにいたします。ぜひ、まずはご相談ください!
プロも信頼するおすすめの強いNAS
プロの信頼するおすすめの強いNASをご紹介します。いろいろなタイプのNASがありますので、ランニングコストも含めたコスパの高いNASを見つけてくださいね。
【事例概要】
・大阪府大阪市北区・法人様(不動産業)
・機器概要:バッファロー社製DriveStation(HD-QL8TU3/R5)
・構成:HDD(2TB)×4 RAID5
・症状:ハードディスク損傷によるアクセス不可
・使用用途:社内の過去データ・進行中データの大容量保存媒体