業務で使用しているロジテックのLHR-2BRHEU3に接続できなくなった
今回はロジテック社製HDDケース「LHR-2BRHEU3」からのデータ復旧事例についてご紹介します。
兵庫県尼崎市の医療機関の法人様よりお問い合わせをいただきました。
・手術や施術の動画を多数保存している
・ある日突然、アクセスしようとしたら繋がらなかった
・「フォーマットしてください」「認識可能なファイルシステムではありません」といった警告が表示される
・データ復旧ソフトも試したが、「残り100時間」と表示され、長大な時間がかかりそうだったので断念した
・過去の記録として絶対に残しておかなければならないデータで、間が悪いことに直近で作成しなければならない資料に使う予定がある
ご来店いただき、データ復旧診断開始
すぐにリプラス大阪オフィスにお持ち込みいただき、診断を開始いたしました。
ハードディスクが2台搭載されるタイプで、2TBのハードディスクが2台搭載されていました。
ハードディスク2台の診断結果、1台に物理障害を確認しました。
ハードディスクの磁気情報の抽出作業を実施、クローンハードディスクを作成しました。
データ領域とRAID情報を解析した結果、RAID0(ハードディスク2台を1台として扱うモード)で運用されていると判明しました。
内部データを確認し、お客様の必要なフォルダやデータが存在することも確認できました。
結果として、約99%以上のデータ復旧に成功いたしました。
スタッフ所感
RAID0は「大容量化・高速化」というメリットがありますが、一方で「1台が壊れてしまった時点でデータ喪失」のリスクがつきまといます。
幸い本案件では無事データ復旧に成功し、お客様にお喜びいただけました。
しかし、仮に1台が正常でも、もう1台がデータ復旧できないレベルで故障してしまった場合、弊社でも復旧が困難になります。
弊社では、データ復旧はもちろん、バックアップやデータ保存に特化した【GUARDIAN+R】の販売を行っております。
高耐久のハードディスクを採用し、最適な設定も万全にサポートさせていただきます。
お困りの際はぜひ「特急データ復旧Win-Get!」にお問い合わせください。