ノートパソコンに繋いでの持ち運び途中に…
ノートパソコンの上に東芝製ポータブルHDD HD-AC10TWを繋いだ状態でのせて、持ち運びしていたところ、誤ってノートパソコンの上からポータブルHDDを床に落としてしまった。
慌ててパソコンに繋いでみたが、ポータブルHDDは全く動かず、保存していたデータを見ることが出来ない。
ポータブルHDDには、経理関係のデータを保存していた。
直近で必要となるデータは無いが、大切なデータのため、なんとしても取り戻したい。
HDD内部の部品が壊れていた
ポータブルHDDのケースを開けて、中のHDDを取り外し、専用機器にて初期診断を行いました。
初期診断の結果、HDD内のデータを読取る部品が壊れていることが分かりました。
そこで、壊れている部品を交換した結果、データが読取れるようになりました。
その後、HDDよりデータの解析・復旧作業を行った結果、お客様が必要とされていた経理関係のデータを復旧することが出来ました。
データの保存、バックアップについて
今回はお客様のデータを無事に復旧することができました。
ですが、内部部品が壊れたHDDからのデータ復旧は難しく、データの復旧が出来ない場合もあります。
データの消失を防ぐためには、弊社の他記事でも紹介していますように、データの運用は「3-2-1ルール」にのっとることが望ましいです。
なお、3-2-1ルールについては以下をご覧ください。
https://www.guardian-r.com/blog/method/20181204/69/
弊社が提供していますQNAP社製高耐久NASを採用した「GUARDIAN+Rバックアップシステム」とクラウドストレージTENMAは上記の3-2-1ルールでの運用に適しています。
「GUARDIAN+Rバックアップシステム」には、耐衝撃モデルの外付けHDDタイプもございます。
今後のバックアップに関してお悩みでしたら、弊社までお気軽にご相談下さい。
・担当拠点:東京都・秋葉原オフィス(https://www.60min-data.com/)
・ご依頼者:千葉県・製造業様
・機器概要:東芝製ポータブルHDD HD-AC10TW
・構成:HDD 1TB
・症状:落下し、起動しなくなったポータブルHDDからのデータ復旧
・障害原因:HDDの物理障害
・使用用途:経理で使用するデータの保存