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正常に認識できず、フォーマットを要求される
Buffalo社製 外付けハードディスク HD-CE500U2
前日まで通常通りに使えていたが、突然認識しなくなった。
電源は入ってランプが点き、動作している音も鳴っているが、「フォーマットしてください」という表示がされる。
電源を入れ直したりケーブルを変えてみたが、状況は変わらなかった。
現在進行している案件の図面データが入っており、早急に復旧が必要。
という状況でした。
経年劣化による不良セクタを確認
大変お急ぎでしたので、無料出張診断を現地にて行いました。
診断の結果、ハードディスク内に不良セクタと呼ばれる読取不良領域が発生していました。
これはハードディスクの経年劣化で必ず発生する症状です。
人間の身体で例えるのなら、不良セクタ=がん細胞のようなものです。
こういった不良セクタが多数発生することにより、ハードディスクは寿命を迎えます。
不良セクタの影響でデータを正常に読み込むことが出来ず、フォーマット(初期化)を促される状態であると判断しました。
クローン作業により超特急でデータ復旧に成功!
専門機材にて、障害が起きた外付けハードディスクの磁気情報(データの構成情報)を別の正常なハードディスクに転写するクローン作業を行いました。
その後、作製したクローンハードディスクの解析により、データ復旧に成功しました。
QNAP社製高耐久NASを採用した【GUARDIAN+Rバックアップシステム】で納品
今回故障した外付けハードディスク内のデータは基本的に全社員で共有しているデータであり、必要に応じて各社員のPCに繋いでデータを保存していたとのことでした。
そのため、NASにおけるデータ共有の利便性・安全性をご案内し、データ復旧にQNAP社製高耐久NASを採用した【GUARDIAN+Rバックアップシステム】が付いたデータプロテクトセットプランをお選びいただきました。
GUARDIAN+Rとは?→https://www.guardian-r.com/
当日中にはQNAP製NASに復旧データを取得し、翌日に現地設定作業を行うことで、データを共有できる環境を即座に構築させていただきました。
データの復旧だけではなく共有環境も新たに構築させていただくことで、お客様には大変お喜びいただきました。
また、弊社クラウドストレージ「TENMA」への自動バックアップ設定を行い、お客様によりご安心いただける環境を構築することが出来ました。
クラウドストレージTENMAとは?→https://www.cloud-tenma.com/
データ復旧が必要な場合や、今後のバックアップに関してお悩みの際は、まず弊社までご相談ください。
事例概要
・担当拠点:東京都 秋葉原オフィス(https://www.60min-data.com/)
・ご依頼者:都内 法人様(建築業)
・機器概要:Buffalo 外付けHDD HD-CE500U2
・症状:正常認識しない、フォーマット要求
・故障原因:軽度の物理障害発生
・使用用途:全社員でデータ共有
・対応方法:HDDのクローン作製、解析によりデータ復旧