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【事例】RAID作成中のエラーランプが点灯したLinkStationからデータ復旧に成功【埼玉県・建設業】
社内のデータ共有に使っていたLinkStation(LS-WXB2.0)に急にアクセス出来なくなってしまった。本体を見たところ、エラーランプが点灯していたため、調べたら「RAID作成中」
を示すものだった。しばらく経ってもエラーランプが消えないため、再起動を試みたが症状は変化しない。インターネットでこの症状について色々調べてみたところ、RAID作成中になったら非常に時間がかかることがわかったが、中に入っているデータは今すぐにでも使用したいため終わるのを待っていることはできないと判断した。
自分たちではどうすることもできないから専門業者をインターネットで検索し、特急データ復旧Win-get!に依頼をした。
秋葉原店に持ち込み診断→診断結果
埼玉県にも店舗があったが、症状的に機材の整っている秋葉原店のほうが早く復旧できると電話相談したときに聞いたため、秋葉原ならそれほど遠くないので持ち込みをすることにしました。
秋葉原店にLinkStationを持ち込みその場で診断を受けました。復旧機材で各HDD(DT01ACA100×2台)の診断を行った結果、2台のHDDに物理障害の発生を確認しました。
1番目のHDDはデータを読み書きする磁気ヘッドに異常が発生しておりました。
2番目のHDDは不良セクタが発生しており、一部データを読み込みできなくなっておりました。
RAID1(HDDが1台故障しても残りの1台で動作するよう構築されたシステム)で構築されていたため、2台のHDDが故障したことにより認識できなくなっていました。
2番目のHDDは比較的軽度だったため、データを構成する磁気情報を別のHDDに転写するクローン作業を行い、論理領域の解析を実施することで復旧は可能と判断しました。
復旧結果
クローンしたHDDの論理領域を解析し、フォルダ構成も元の状態のまま、全データを復旧することに成功しました。
幸いにも最新のデータも無事に確認ができ、失われたデータもなく、お客様にご確認いただき
データは完璧であることが判明しました。
お持込いただいてから18時間でデータ復旧を行いご納品いたしました。
異常を感知しましたらすぐにデータ復旧業者に依頼しましょう
今回のケースでは、お客様がエラーランプが点灯されていることを確認した後、再起動を試みた以外はほとんど何もしなかったことがデータ復旧を完璧にできた要因となります。
何度も再起動を行ったり、自分でHDDを取り外し、PCに接続したりすることで、実データにも支障が出ていた可能性があります。
最悪の場合、HDDが完全に故障しデータ復旧が不可能になることもあります。
異常を感知しましたら、何もせずまずはデータ復旧業者への問い合わせをしましょう。
データ復旧に成功する可能性が高まります。
特急データ復旧Win-get!では、あらゆる障害状況に対する復旧成功事例があります。
また、復旧後のデータバックアップやデータの運用等もバックアップシステム「GUARDIAN+R」やクラウドサービス「TENMA」でフォローいたします。
お困りの際はお気軽にご相談ください。
事例概要
<お客様情報>
・都道府県:埼玉県
・業種:建設業
<機器概要>
・機種:Buffalo LinkStation LS-WXB2.0
・構成:RAID1 (1TB 2台構成)
・症状:1番HDDの物理障害によりRAID崩壊発生し、再起動後RAID作成中のエラー発生
・故障詳細:HDD2台に物理故障が発生
・使用用途:経理関係のデータなどを共有し保存
・対応方法:専門機材にてクローンの作成、解析によりデータ復旧