画像データや動画データなどを大量に保存したいとき、外付けHDDにまとめて保存が一般的です。
年々、データの大容量化が進んでおり、外付けHDDなら手軽に容量を増やせます。
クラウドの活用も盛んですが、やはり手元に置いておける安心感から外付けHDDもまだまだ現役です。
「過去の大切な仕事データを保管してある」
「現在進行中の作業データを保存している」
「旅行やイベントの思い出の写真やムービーを保存している」
そんな外付けHDDが認識されなくなったら?
大切なデータは、財産そのものです。
非常に慌てるかもしれませんが、ここでちょっと待った!
ケガの応急処置を間違えると取り返しがつかないように、外付けHDDのトラブルでも行ってはいけないことがあります。
そのためにもチェックすべき項目も紹介します。
Contents
外付けHDDが認識しない時 チェックすべき項目
外付けHDDが認識しない場合、まずは原因を特定する必要があります。
「認識しない」と一言で言っても、様々な反応が考えられます。
認識ない原因が
「外付けHDD」
「パソコン」
「ケーブル」
のどこにあるか確認してみましょう。
異音がしていないか
外付けHDDから「カチカチ」「シャー、シャー」「コツン、コツン」など、通常の利用時には発生しない異音が生じるケースがあります。
外付けHDDに物理障害(部品の故障)が発生している可能性が非常に高いため、動かせば動かすほど状態が悪化していきます。
このようなケースの場合、正しい知識がないと大切なデータを復旧出来なくなるリスクがあります。
異音を確認した際は直ちに電源を切ってプロのデータ復旧サービスへご相談ください。
プロのデータ復旧「特急データ復旧Win-Get!」へお問い合わせはこちら
USBケーブルを確認する
USBケーブルが抜けていないか、抜けかかっていないかを確認します。
しっかりと奥まで差し込み、外付けHDDがパソコンで認識するかチェックしてみましょう。
USBケーブルに問題がある場合、別のUSBケーブルに変えてみると認識する可能性があります。
パソコン側のUSBポートを確認する
パソコン側のUSBポートが複数ある場合は、別のUSBポートに接続してみましょう。
外付けHDDに問題がなく、USBポートの故障や不良の場合は認識する可能性があります。
別パソコンにつないでみる方法もあります。
ソフトウェア面が問題のケースも
USBポートの場合、物理的な故障や不調以外にも、ソフトウェア面が問題のケースもあります。
具体的にはパソコンの再起動や、ウイルス対策ソフトなどのいわゆる常駐ソフトを一時的に無効にする、デバイスドライバをアップデート(もしくは再インストール)などです。
給電がされているか確認する
小型のポータブル型の外付けHDDや、ノートパソコンを使用している場合、特に気をつけなければいけないのが給電です。
外付けHDDを使用するための給電が足りていない可能性があります。
パソコンに接続している別のUSB機器を取り外し、再度外付けHDDをつなげると認識するケースがあります。
USBハブを利用している場合
USBハブではなく、パソコンのUSBポートに直接接続してみましょう。
ノートパソコンの場合、ACアダプタを接続した状態ですと認識する場合があります。
外付けHDDが障害発生した際の注意点
使えていたはずのデータが使えない、見えていたはずのフォルダが見えなくなると、誰もが焦ります。
しかしパニックとなった結果、対処を間違えてしまい、障害がさらに悪化するケースがたびたびあります。
最悪の場合、データ復旧会社でも対処不可になってしまいます。
データ復旧の可能性を少しでも残すための「行ってはいけない注意点」をご紹介します。
安易なフォーマットをするとデータを消失する危険があるので注意
パソコンで「フォーマットしてください」「フォーマットしますか?」などの表示がされ、そのままフォーマットを実行するのは厳禁です。
フォルダやファイルの構造情報を一度書き換えてしまうと、元の状態に戻すのは困難です。
またフォーマットにより外付けHDDに負荷がかかり、物理障害がより進行してしまうリスクがあります。
電源のオン・オフを繰り返すと障害が悪化する可能性があるので注意
障害が発生した外付けHDDを無理に動かすと、状態が悪化してしまいます。
磁気ヘッドに物理障害が発生していた場合、故障した磁気ヘッドがプラッタを傷つけ、読み取り不良セクタが発生するリスクがあります。
基本的に、HDDに異常が発生していた場合、悪化することはあってもよくなることはありません。
我流でデータ復旧ソフトを試すと危険
インターネットの検索サイトなどでデータ復旧ソフトを検索すると、無数にヒットします。
有償ソフトについては無料体験版もあり、とりあえず試してみることもできます。
しかし、その「とりあえず」が取り返しのつかなくなる可能性があります。
「物理障害には対応していない」
「解析で高負荷がかかり、障害を悪化させてしまう」
などのリスクがあります。
データ復旧せずにメーカー修理に出してはいけません
「データ復旧」と「修理」は似て非なるものです。それぞれ目的が違います。
データ復旧の目的は「保存されていたデータを取り戻す」で、修理の目的は「機器を再び使えるようにする」となります。
メーカー修理の主流はリカバリ(初期化)対応となり、つまり修理時にはデータや設定がすべて消失してしまいます。メーカー修理を検討する際に、メーカー側の注意事項などもしっかり確認する必要があります。
その他
・USBなどの端子の抜き差しを何度もしつこく行う
・叩いたり衝撃を加えたりする
・電源を入れたまま長時間放置してみる
・自己流、動画投稿サイトを見て分解してみる
これらの行為も、取り返しがつかなくなるため、絶対に行わないでください。
損傷した磁気ヘッドなどを交換する際の開封作業は、チリやホコリの発生しないクリーンルームやクリーンブースが必須となります。
また、磁気ヘッドの交換作業も、「人間の手術のやり方を動画で勉強したから自分も手術できる」とはならないように、正しい知識と経験、ノウハウが必須です。
外付けHDDの障害は未然に防げる?
大切なデータを失わないために、未然に防ぐ術はないでしょうか。
結論を言うと、100パーセントの予防策はありません。
しかし障害の発生するリスクを軽減する方法はあります。
高耐久HDDを使用する
市販されている外付けHDDには、高耐久モデルが存在します。
「高耐久HDD採用」
「耐衝撃」
「24時間稼働対応」
など表記されている商品が該当します。
特に、「高耐久HDD採用」は重要なチェックポイントです。
外付けHDDの耐久性は、言い換えると内蔵されているHDDの耐久性です。
内蔵HDDは廉価モデルから高耐久モデルまで様々です。
購入の際にはついつい価格に目が行きがちですが、高耐久HDDが内蔵されたモデルかを確認しましょう。
弊社が販売しておりますGUARDIAN+Rは高耐久HDD搭載モデルです。
以下のサイトから直接購入頂くことができます。
■リプラス公式オンラインストア■
http://www.store.riplus.co.jp/view/category/ct6
しかし、高耐久の外付けHDDを使用しても、逃れられない未来がやってきます。
精密機械である以上、いつかは故障してしまうためです。
外付けHDDに限らず、パソコンやUSBメモリなどに保存したデータは、やはりバックアップが不可欠です。
外付けHDDのバックアップは、もう1台外付けHDDを用意することをオススメします。
また、バックアップを取るタイミングも重要です。
バックアップを取るタイミングは使用頻度により変わりますが、業務データなら「毎日」「毎週」など高頻度になりますし、プライベートデータなら「月1回」「半年に1回」となるケースが考えられます。バックアップは手作業(手動コピーなど)でもできますが、バックアップツールを使用すれば自動バックアップも可能です。
解決出来ない場合はプロのデータ復旧サービスをご利用ください
実は物理障害と論理障害の見極めはかなり難しく、一例として、外付けHDDのトラブルのご相談で多い「CRCエラー(巡回冗長検査エラー)」は物理障害と論理障害、どちらの可能性もあります。
物理障害と論理障害が同時発生しているケースも多くあり、物理障害か、論理障害かという区別もあくまで目安で、大切なのは「保存されている大事なデータが復旧できるか?」の一点のみです。
データ復旧ソフトを試してみる、新しいケーブルを買ってみる・・・
そうこうしている内に障害が悪化し、データが二度と戻らない最悪のケースとなるかもしれません。
正確な診断は専用のデータ復旧装置を持つデータ復旧専門会社に依頼する必要があります。
私たち特急データ復旧ウィンゲットは過去に何万件もの外付けハードディスクをデータ復旧した実績があります。
論理障害はもちろん、磁気ヘッド障害などにも対応可能な高度な専門技術を有したスタッフが常駐しております。
お困りの際にはいつでもご相談・お問い合わせください。