これまでパソコン、外付けHDD、NASなどのHDDやデジカメ、スマホのSDカード、そしてUSBメモリのデータ復旧を多くしてきています。
我々の名古屋拠点だけでも述べ数万件を対応をしていきました。
その経験から各種メディアの障害についてのリアルをお伝えします。
HDDの障害
よくお客様に「HDDってどれくらいもちますか?」と寿命に関するご質問をいただきます。
それに対して「ネットなどの情報をまとめるとおしなべて3~5年くらいを超えると何かしら障害が発生してもおかしくない」とお話しています。
これはあくまで一般論としてお伝えしていますが、あらためて実際にお客様からお聞きする多い障害状況をあげてみます。
・パソコンが突然フリーズして、そこから正常に起動しなくなった
・急にHDDから異音がして認識しない
いかがでしょうか。共通しているのは、「突然」です。
実際、お聞きする障害の7~8割はある日突然障害が発生するがリアルなのです!
実際の障害が発生したHDDを診断しますとこのような状況が多くみれらました。
認識しない(軽度障害、中度障害)
・ヘッドの障害
異音の原因(中度障害、重度障害)
・基盤障害
動作そのものがしない(重度障害)
SDカード/USBメモリの障害
SDカード/USBメモリについてお客様からお聞きする多い障害状況をあげてみます。
・突然データが消えた、文字化けしてしまった
・データコピー中にパソコンフリーズ、原因はUSBメモリだった
いかがでしょうか。やはり障害は「突然」発生しています。
USBメモリの端子が物理的に変形したとか、踏んでしまったような人的要因でない限り
98%以上といっていいくらい突然障害が発生してしまうのがリアルです!
こういったことからお客様には、SDカード/USBメモリは「消耗品」だとお話しています。
SDカード/USBメモリの診断をすると次のような状況がみられました。
・データ復旧の専用機器で認識自体がされない(重度障害)
だからこそバックアップ
このように機器の障害は、突然発生することはとても多いのがリアルな事実です。
だからこそバックアップが必要になります。
データのバックアップには「3-2-1ルール」というものがあります。
3-2-1ルールとは、データのバックアップを取る際の理想的な方法のひとつとされる考え方です。
■データはコピーして3つ持つ
オリジナルの元データとは別に、バックアップを2つとります。 バックアップがひとつだと、元データとともにバックアップが消失してしまうリスクがあるため、3重にしておくのが安心です。 また、万が一のファイル破損の対策にもなります。
■2種類以上の機器にデータを保存する
常用する機器とは別に、バックアップとして、異なる種類の機器を使いましょう。例えば、同時期に購入した同じメーカー・型番の外付けHDDをバックアップに利用していた場合、経年劣化等により、同時にクラッシュしてしまう・・・
という悲劇も免れません。
NASと外付けHDDなどのように異なる2種類以上の機器で保存し、安全に管理しましょう。
■バックアップの1つは遠隔地で保存する
さらには保存機器を置く場所も、1つは遠隔地にしておくことが望ましいです。
一か所にバックアップをまとめていると、地震や火事などの災害発生時に備えることができません。事務所と自宅、会社の別支店といったように、場所を離しておきましょう。
また1つはクラウド(オンラインストレージ)上にデータを置くのもおすすめです。
オンラインとオフライン、両方でバックアップをとっておけば有事の際も安心できますね。
安心してデータを運用するならQNAP社製高耐久NASを採用した「GUARDIAN+R」
株式会社リプラスで提供するQNAP社製高耐久NASを採用した「GUARDIAN+R」はバックアップを強化するのに最適な機器です。
WD製の高耐久のHDDを搭載し、長時間使用の負荷に耐えうる高性能なバックアップ機能を搭載しています。
設定はスタッフが行うため、機器に詳しくない方、初めてご利用の方でも安心してご利用いただけます。
また、万が一の故障や不具合に備えてデータ復旧の無料サービスも付帯しています。
機器本体やHDDの修理対応も無償です。
あわせてクラウドと連携して自動同期によるオンラインバックアップが可能です。
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NASの導入やバックアップ強化をお考えの方、お気軽にご相談ください!