事務所の移転時に外付けHDDを落下!
仕事で使用しているデータを外付けHDDに保存し、使用しているIODATA製の外付けHDD(HDCZ-UTL2K)
事務所を移転するにあたり、机の整理をしていたら肘に外付けHDDが当たってしまった。
当たった直後はケーブルに繋がっていたため、”ぶらーん”とPCと外付けHDDが繋がっていましたが、すぐにケーブルから機器が外れ、床に落下!
中には編集中のデータも入っており、過去のバックアップデータはすべてこの外付けHDDに保存をしていたのでぞっとしました。
すぐに状況確認のため、パソコンに接続してみたら「ジー」という嫌な音が…
明らかにこれはまずい状態だと思い、すぐにパソコンから接続を外し、ネットで検索。
近似した事例を調べてみると、下手に色々といじってしまうと復旧自体が不可能になってしまうことがあると書いてあったので、これ以上触らず、診断を依頼しました。
診断結果
IODATA製の外付けHDD(HDCZ-UTL2K)から内蔵されているHDDを取り出し、専用機器で初期診断を行いました。
初期診断の結果、磁気ヘッドに損傷が見られ、それにより制御不能でデータの読み取りができず異音の発生につながっていました。
分解作業により磁気ヘッドの交換を行い再び専用機器で解析を行ったところ、制御する事ができる様になり、クローンハードディスクを作成、
クローンハードディスクからデータ抽出を行い、最終的にはHDDから90%以上のデータを復旧することに成功しました。
復旧担当スタッフの声
今回はお客様のデータが無事復旧でき、大変よかったです。
まず第一に、異音を確認してから下手にいじらずそのままの状態で保管をされていたのが大変よかったです。
中には、なんとか認識しないかと何度か抜き差しを繰り返す方もいらっしゃいます。
電源を入り切りしたり、コードを抜き差しすることは絶対にNGです !
障害が悪化し、復旧費用が高額になったり、データ復旧ができなくなる場合もあります。
まずは復旧できる可能性があるかどうかは専門業者に診断を依頼されることをお勧めします。