サーバーのデータ復旧のため、特急&出張データ復旧に出動!
兵庫県姫路市のお客様(建設業)からお問い合わせをいただきました。
ファイルサーバーや、アプリケーションサーバー、データベースサーバーとして運用してるDELLのサーバー【PowerEdge T610】が起動できなくなり、アクセスできなくなった!と大変お困りの様子でした。
社内のほぼすべてのデータが保存されており、管理部門は売上管理や台帳が参照できず、まったく仕事にならない状態。
また現場では、図面データが使えず、工期に遅れてしまう!とのことでした。
導入した保守会社や、メーカーに問い合わせたが、修理はできるかもしれないが、サーバー内に保存されているデータは「保証できない」「どうしようもできない」と言われた。
会社の業務が完全にストップしてしまっている状態。
緊急で、出張データ復旧に来てもらえないだろうか?
ご訪問し、データ復旧作業開始
【PowerEdge T610】にはSAS HDD(600GB)が3台搭載されていました。
弊社のデータ復旧専用装置でチェックしたところ、2台に物理損傷が見つかりました。
ディスクイメージの取得作業を行った結果、3台から95%~99%以上の領域を取得することができました。
RAID情報の解析作業を実施し、内部のデータを確認・抽出することができました。
復旧スタッフの声
緊急の対応のため、お客様先の現地にお伺いしてのデータ復旧作業となりました。
幸いハードディスクの損傷は軽微で、お渡しまで24時間以内に完了することができました。
お客様はバックアップをサーバー内にしか取っておらず、まさかサーバーそのものが起動しなくなるとは夢にも思わなかったそうです。
経年劣化などでハードディスクが損傷しても、RAIDを組まれているサーバーなら安心……とはいきません。RAIDボードの故障やリビルド失敗、ソフト的な異常でデータにアクセスなるなど、様々な要因でトラブルが発生するリスクがあります。
弊社はデータ復旧だけでなく、バックアップやデータの保存方法についてもアドバイスができます。
お困りの際は、ぜひご相談ください。
事例概要
【機器概要】
・法人様・建設業
・機器概要:DELL社製サーバー【PowerEdge T610】
・構成:RAID5(SAS HDD 600GB×3)
・症状:OSの正常起動不可
・故障原因:ハードディスク障害
・使用用途:社内のファイルサーバーや、アプリケーションサーバー、データベースサーバー