緊急データ復旧！！DELL社製サーバー(PowerVault MD3200i)にアクセスできない！

WEBサーバーやメールサーバー、データベースサーバーなど、一口にサーバーと言ってもその用途は様々です。
一般的な企業では、データファイルの管理やセキュリティ面、安全なデータ保存など利便性・安全性の面から、データ共有を目的でファイルサーバーとして導入している事も多いのではないでしょうか？
しかし、サーバー機も1つの機械であるため、経年劣化によるハードウェアの障害や停電などの災害をキッカケとして突然故障する場合があります。
ある日突然サーバー機にアクセスできなくなり、“会社のデータが全て使えず、業務が完全停止！”なんてことも起こり得るのです。

先日、大阪市西区の法人様（製造業）から正に『突然サーバー機が故障した！』という、緊急・出張データ復旧のお問合せをいただきました。
今回はこちらの復旧事例をご紹介いたします。

サーバーにアクセスできない！メーカーでも対応不可・・・。

【お客様からのご相談内容】
Dell PowerVault（DELL社製iSCSIサーバMD3200i）がアクセス不可になった。
サーバー本体を確認したところ、ハングアップしている状態だった。
再起動を実施したところ、OSが正常に立ち上がらない。

メーカー（DELL）にも問い合わせたが、年数が経っており、サポート対応不可と回答があった。
また仮に修理・交換ができたとしても、保存されているデータは保証できないと言われた。

Dell PowerVault MD3200iはメインサーバからiSCSIで接続し、ファイルサーバとして運用している。
このままでは従業員100名規模で業務に影響が発生する。

すぐにでもデータ復旧をしてくれる業者を探し、特急データ復旧Win-Get!に依頼した。

サーバーには種類がある

サーバーとは、「サービスを提供する側のコンピューター」を意味します。
ハードウェアとしてのサーバー機にも以下のようにいくつも種類があります。

サーバーの種類

＜タワー型＞
・デスクトップ型のパソコンに似ています。
机や床などに据え置きし、大きさはデスクトップパソコンのミニタワーサイズから冷蔵庫大サイズまで様々あります。
・中小企業が自社で管理する為導入したり、個人が自宅で利用することが多い機種となります。

＜ラック型＞
・ラックマウントサーバと言われていますが、薄く作られたサーバーを棚（ラック）に平積みで設置可能な為、
多くのサーバーを必要としている場合スペースの確保がしやすい作りとなっています。
・大きさ（厚さ）を表現するときにU（ユニット）を使用するため1Uサーバーなどの呼び方もラックサーバーをさしていることが多い。
・JISやEIAによってサイズが規定されており、1Uサーバーは高さ約45mm×幅約19インチ×奥行き約540mmとなっている。
宅配ピザの箱の形に似ていることから、ピザボックスサーバと呼ばれることもある。

＜ブレード型＞
・ブレード（Blade）と呼ばれる抜き差し可能なサーバーを複数台搭載可能なケースに搭載したサーバー。
・ラックサーバをさらに薄くしたサーバーです。薄くすることでラックサーバーよりさらに多く導入することができます。
また、各ブレードが電源ケーブルや冷却装置を共有する為、狭いスペースに大量のCPUが集積でき、電力効率も優れたサーバーです。

サーバーの主なメーカー

サーバーの主なメーカー

どんな機種のサーバー・OSならデータ復旧できる？

結論から言ってしまうと、どんな機種・メーカーのサーバーであっても、データ復旧が可能です。

【主なメーカー】
・DELL
・富士通
・Hewlett Packard Enterprise
・NEC
・IBM
・東芝

※上記以外のメーカーも対応しております。ご相談ください！

その他、IODATA（アイオーデータ）やBuffalo（バッファロー）などのNASと呼ばれるファイルサーバーも復旧可能です。

対応OS　一例

特殊ソフトのデータ復旧は可能？

特殊データの確認やデータベースの復旧も対応可能です。

対応データベース　一例

お客様先のデータセンターへ緊急出動！初期診断開始

お問い合わせを受け、早速お客様のデータセンターのある大阪市西区へ緊急出動いたしました。

お客様のMD3200i（Dell PowerVault）は
・600GBのSAS HDDが11台
・RAID6
・1台がホットスペア
の構成でした。

状態を確認するためサーバから1台ずつ丁寧にハードディスクを取り外し、専用機器にてハードディスクを制御をしながら障害状況の確認を行いました。
その結果、3番ディスクのみ物理障害が発生していることがわかりました。
全台のイメージ取得作業を実施、3番ディスクを除くすべてのハードディスクのイメージを99％以上取得しました。
その後、論理領域およびRAID情報の解析作業を実施し、サーバーに保存されていたデータを取り出すことができました。

復旧結果

上記の診断内容から、Dell PowerVault MD3200iより約97％以上のデータ復旧に成功しました。
弊社で最近の日付のデータや必要データのオープン確認をランダムで行い、50点中50点、エラーなどもなく正常にデータを開くことができました。
お客様にも直接データ内容をご確認いただき、必要とされているデータが復旧できていることが分かりました。
お客様には非常に喜んでいただくことができました。

専門スタッフの対応・コメント

今回ご依頼をいただいたDell PowerVault（DELL社製iSCSIサーバMD3200i）は、100名規模で運用されているサーバで、ご担当者様としても「進退がかかっている」と非常に切迫している状況でした。
また、データセンターのサーバが故障するとは全く想定していなかったと仰っていました。

冗長化された大型のサーバ（いわゆるmegaRAID-メガRAID）であっても、故障のリスクを完全に回避することはできません。
データ量や、ハードディスクの搭載数もあり、通常のデータ復旧よりも「時間を要する」「難易度が高まる」可能性もあります。

特急データ復旧Win-Get！は高い技術力でRAIDやサーバのデータ復旧も対応可能、さらにスピーディなご納品も可能です。
診断無料・見積は無料です。お気軽にご相談ください。

⇒【データ復旧 サーバ】詳しく見てみる

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