パソコンに接続していた外付けHDDが突然認識しなくなった。
社内に詳しい者がいたので、データが取り出せるかどうか見てもらい、
外付けHDDのケースより中のHDDを取り出し、直接ほかのパソコンに接続しても
データを取り出すことが出来なかった。
中に入っているExcelやWordなどのデータを取り出しをしたい。
郵送でも対応してくれるという、特急データ復旧ウィンゲットに問い合わせをした。
秋葉原に専門技術者がいる「秋葉原オフィス」にて診断をお願いした。
外付けHDDの診断
秋葉原オフィスにて外付けHDDの診断を行いました。
HDDの状態は以下の通りです。
メーカー名 WesternDigital製HDD(HDJ-HSU500B)
容量 500GB
障害状況 中度障害
HDDの内部にはデータを保存する領域(セクター)があります。
今回の症状はこのセクターに異常があることがわかりました。
そのため、異常のあるHDDから正常なHDDに磁気情報の転写(コピー)を行いました。
磁気情報の転写を行った後解析を行いました。
解析した結果、デスクトップに保存されているExcelやWordのデータの復旧が出来ました。
スタッフ所感
I-ODATA製外付けHDD(HDDHDJ-HSU500B)のご依頼でした。
HDDの内部部品に異常がなくても、データを保存する領域(セクター)に異常が起こる場合があります。
データが保存する領域に異常があるため、パソコンなどに差し込んでもうまく動作しません。
通常HDDの寿命は3年から5年と言われていますが、事前にバックアップの準備をしておく必要があります。
データの消失を防ぐためには、弊社の他記事でも紹介していますように、データの運用は「3-2-1ルール」にのっとることが望ましいです。
なお、3-2-1ルールについては以下をご覧ください。
http://www.guardian-r.com/blog/method/20181204/69/
弊社が提供していますQNAP社製高耐久NASを採用した「GUARDIAN+Rバックアップシステム」とクラウドストレージTENMAは上記の3-2-1ルールでの運用に適しています。
「GUARDIAN+Rバックアップシステム」には、耐衝撃モデルの外付けHDDタイプもございます。
今後のバックアップに関してお悩みでしたら、弊社までお気軽にご相談下さい。
・担当拠点:東京都・秋葉原オフィス(http://www.60min-data.com/)
・ご依頼者:栃木県・製造業様
・機器概要:I-ODATA製外付けHDD(HDDHDJ-HSU500B)
・構成:HDD 500GB
・症状:突然起動認識しなくなった
・障害原因:中度障害
・使用用途:Excel・Wordデータの保存、共有