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冬こそ要注意!?ハードディスクの意外な大敵とは

投稿日:2024年11月1日 更新日:

冬本番、日ごとに気温が低くなるこの時期、パソコンやハードディスクの運用時はどのような点に気をつけると良いでしょうか?
以前、こちらの記事で「夏場に増えるNASのトラブルとその対策」をご紹介しました。
パソコンやNAS、搭載されているハードディスクは24時間365日稼働していると熱を発生し、気温が高い夏は故障リスクが高まります。

一方、冬場にも注意すべき大敵がひそんでいます。
よく知っておき、突然のハードディスクの故障から大切なデータを守りましょう
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ハードディスクの寿命

パソコンは数多くの精密機器から成り立っていますが、その中でもハードディスクは特に寒さに弱い部品の一つで、
消耗品であると、以前こちらの記事でも紹介してきました。

ハードディスク内部をみてみると、磁気ディスクは毎分5000回転~10000回転と超高速で回転しており、その間駆動モーターはかなりの高温になります。
精密機器は熱に弱く、当然ハードディスク内部の部品も熱によって経年劣化してしまうため、
一般的にハードディスクの寿命は3~5年くらいといわれているのです。

パソコン動作の最適温度は15℃~25℃程度で、人間が快適に感じる気温と同じくらいです。
暑さ・寒さを自身の肌で感じた時は、ハードディスクの体調も気にかけてあげるようにしましょう。

パソコンの電源を入れると、ハードディスクのプラッターの回転音がしますが
この回転中に、パソコンは起動の「準備運動」を行っています。

回転中に、ハードディスク以外の他の部品も稼働を始めますが、寒さによっていつもより起動が遅くなってしまうことがあります。
冬の早朝、体が冷えてしまっていると、人もなかなかすぐには起きられないですよね。
ハードディスクの起動が遅くても、焦らずゆっくりと待ってあげましょう。

もし時間をおいても正常に起動せず、起動時に「ブルースクリーン」(青背景の画面に、白字のエラーメッセージが書かれた状態)になったら、ハードディスクの故障が考えられます。

「ブルースクリーン」とは・・・?


Windowsパソコンにおいて、OS(Operating System) に何らかの異常が発生した際にメッセージが表示される状態のことです。
青い背景に白い英字のエラーメッセージが現れるため、ブルースクリーンと呼ばれています。
ソフトウェア上の問題(Windowsのシステムエラー等)やハードウェア上の問題(メモリーやハードディスクなどのデバイストラブル等)など、様々な要因があります。

▼ブルースクリーンの例

パソコンの初期化によって修復が可能なことがありますが、中のデータも消去されてしまうため注意が必要です。
日頃からきちんとパソコンのメンテナンスをし、万一に備えてデータのバックアップをとるようにしましょう。

冬も要注意?ハードディスクの大敵とは

では、冬ならではのハードディスクの大敵とは、具体的にどのようなものがあるのかみていきましょう。

結露

パソコンの長時間の使用等により、フル稼働状態のハードディスクは高温になります。
高温状態で使用して電源を落とし、温度が下がりやすい窓際に置いておくと、寒暖差によってパソコン内部で結露が発生することがあります。

冬、暖房であたたかくなった室内から窓をみると、結露が発生することがあると思います。
同様に、冬はパソコンやNAS、サーバ機でも結露が発生しやすくなります。

パソコンを構成しているのはすべて精密機器部品で、水分にはとても弱く
水分がついたまま通電するとショートして電気回路がダメージを負い、パソコンが壊れる原因になります。

結露は気温の差によって発生するため、結露を防ぐためにはパソコンに急激な温度変化がないように気をつけることが大切です。
結露が発生してしまうときは、湿度の低いなるべく乾燥した場所にパソコンを保管しましょう。
換気をして水分を飛ばし、十分に乾くまで通電は控えておきましょう。
冷えたパソコンにドライヤーを当てて温めるなどして、急激に温度を変化させることはやめましょう。

静電気

冬は大気が乾燥します。
空気中の水分が少なくなり、湿気に弱いハードディスクにとっては本来好条件のはず。
しかし乾燥する分電気が放電されずに溜まってしまい、静電気が発生しやすくなります
静電気が流れると、落雷のときと同じように、 パソコン内部の精密部品が故障して起動しなくなったり 、マウスやプリンターなどの周辺機器が動作しなくなるなど、故障の原因につながる可能性があります 。

特に冬場は手が乾燥しやすくなるので、手洗いをしてからPCの電源を入れたり操作するだけでも効果があります。
またパソコン周辺のに溜まりやすいホコリは、静電気の発生の元。
定期的にパソコン、プリンタ、マウスなどの周辺機器を掃除をしましょう。

ハードディスクを適切に管理するために

熱、湿気、静電気・・・ハードディスクは非常に精密な機器で構成されているため、こうした要素が故障につながってしまうのです。
毎日パソコンを使う方はもちろん、たまにしか使わない方も時々パソコンの健康状態をチェックし、適切な環境を保ってあげることが大切です。

それでも防げない、パソコンの故障

それでもパソコン故障を100%防ぐことはできません。
新しいパソコンを買い替えることはできても、データは替えがききません。
すぐに作り直しができるデータなら良いですが、仕事で使う重要データの消失は会社の信頼にかかわる問題です。
また家族で撮った大切な写真、動画も2度と同じ瞬間を残しておくことはできません。

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大切な記録はしっかりとバックアップをしたうえで、パソコンや内部のハードディスクのメンテナンスを行うことが大切です。
冬は気温が低いから・・・と油断せず、冬ならではのハードディスクの故障リスクをよく理解しておきましょう。
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データ復旧が必要になったら・・・

それでもハードディスクが故障してしまい、データのバックアップが取れていなかったら・・
まずは私たち特急データ復旧ウィンゲットにご相談ください。
早期であればデータが救える可能性があります。
数々の実績をもつ技術スタッフが、あなたのお力になります。

データのバックアップ方法のご提案も行っております。
冬のトラブルにも強い耐久性の高いハードディスクを搭載したバックアップサービス「GUARDIAN+R」で大切なデータをお守りします。

まずはお気軽にご相談ください。

 

 

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