出先で仕事中にポータブルハードディスクを落下させてしまった!
いつもあちこちを移動しながら仕事するため、ポータブルハードディスクにデータを保存して、ノートパソコンで仕事をしていました。
ある日、狭い机で仕事をしていたこともあり、作業中にうっかりハードディスクに手が当たって落としてしまいました。
落下の途中にUSBケーブルが抜け、勢い良く飛んでいったのは今でも覚えています。
端子も飛び出ていて、ちゃんとUSBケーブルが刺さらない状態です。
難しい状況だとは思いますが、なんとかデータを取り出して欲しいです。
診断の結果、重度障害と判定
弊社の復旧機材で診断したところ、モーターが回らずに「ビー」っと言う音が断続的に鳴っておりました。
普段は印刷用紙の約1/9000の高さで浮いているはずの磁気ヘッドが、記録面に接触していると判断しました。
この状態からの復旧には、埃などが入らない環境での作業が必要となります。
また、状態が酷い場合は磁気ヘッドが壊されており、同時に発生した傷が原因で、同等品と交換しても正常に動作しなかったり、再度壊されたりすることもあります。
復旧には非常に集中力が必要となる作業でした。
2回のパーツ交換の末、なんとかデータ復旧に成功
今回は落下してから下手にいじらずそのままの状態で保管をされていたのが不幸中の幸いでした。
電源を入切したり、コードを抜き差ししたりすることは大変危険です!
もし障害が悪化してしまうと、復旧費用が高額になったり、データ復旧ができなくなる場合もあります。
まずは復旧できる可能性があるかどうか、専門業者に診断依頼されることをお勧めします。