製造業のお客様の事例:LinkStation
複数の部署でデータ共有に使っていたNAS(LinkStation)の電源を誤って抜いてしまった。
その後動作が重くなったが2日程使えていた。
しかし、3日後の朝にエラーランプが点灯してアクセス出来なくなった。
LinkStationの管理画面にアクセスしたところ、RAID崩壊と表示がされていた。
シャットダウンして再起動を何度か試みたが、状況は変わらなかった。
エクセル、ワード、写真や図面データ(CAD)等、日々の業務に使用するデータやお客様とのやり取りに
必要なデータが全て保存されている。
翌日にお客様先に納品が必要なデータもあるため、緊急でデータ復旧してほしい。
秋葉原オフィスから特急出張診断にお伺い
とにかく急ぎでデータ復旧が必要だったため、出張して現地で対応できるデータ復旧業者を探しました。
Googleで検索すると「特急データ復旧Win-Get!」が出てきたため、
早速問い合わせをしました。
電話をしてすぐに秋葉原オフィスから技術スタッフの方が来てくれることになり、
午後には到着し、専門機材を用いた現地診断を実施して頂きました。
データ復旧成功、高耐久NASで納品完了
LinkStationの内蔵ハードディスク2台を診断したところ、1番のハードディスクに重度の物理障害が
発生(磁気ヘッドの故障)し、内部情報を読み取れない状態でした。
また、2番ハードディスクにも軽度の物理障害があり、読み取り不良が発生していました。
RAID1の設定がされており、両ハードディスクにデータがミラーリングされていたため、
片方のハードディスクからでもデータの抽出が可能と判断しました。
軽度物理障害が発生していた2番ハードディスクの情報を正常な別のハードディスクに転写し
クローンを作成、解析することでデータの復旧に成功しました。
また、即座にデータを共有できる環境を再構築したいとのことでしたので、
GUARDIAN+Rにご契約いただき、翌日にはデータを納品、共有設定まで行いました。
データを無事に復旧できた上、すぐに共有できるようになったため、
ほとんど業務に支障が出なかったとのことで非常にお喜びいただきました。
スタッフ所感
今回は緊急でデータ復旧が必要だったため、出張によるデータ復旧をご案内しました。
結果的に翌日には全データをお渡しすることができました。
今回は緊急対応を行いましたが、ご依頼の際はお客様の状況やご希望に合わせたプランを
ご用意しております。
お困りの際は「特急データ復旧Win-Get!」まで是非お問い合わせください。
事例概要
<お客様情報>
・都道府県:茨城県
・業種:製造業
<機器概要>
・機種:Buffalo LinkStation LS420D0402
・構成:RAID5 (500GB 4台構成)
・症状:電源を誤って抜いてしまい、アクセス出来なくなった
・故障原因:HDD2台にて物理障害発生
・使用用途:事業データの保存に使用
・対応方法:専門機材にてクローンの作成、解析によりデータ復旧